加須市はこいのぼりの産地として知られ、毎年、こどもの日を前に利根川の河川敷で長さ100メートル、重さ330キロの巨大なこいのぼりをあげています。
3日は大勢の家族連れなどが見守る中、大型のクレーンに結ばれたこいのぼりが100メートルほどの高さまでゆっくりとつり上げられました。
3日の加須市は午前中は風が弱くうまくあがりませんでしたが、午後になってからはこいのぼりが時折吹く上空の風をとらえて、ゆっくりと泳ぎだしました。
こいのぼりはおよそ15分間にわたって大空を舞い、集まった人たちは上空を見上げながら写真を撮ったり、大きな歓声をあげたりしていました。
小学生の男の子を連れた男性は「こいのぼりが思った以上に大きくてびっくりしました。こいのぼりが元気よく泳いでいたので、子どもも、こいのぼりのように元気に育ってほしいです」と話していました。